ドゥカティ浜松のスタッフブログ

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Ducati Hamamatsu

Staff Blog

こんにちは!

Facebookでもシェアしましたが、

ドゥカティはドルナ・スポーツと契約を締結し、2023年からmotoEクラスでのオフィシャルサプライヤーとして電動スーパーバイクを供給することを発表致しました。

motoEとは?

世界最高峰のバイクレース、motoGPの電動バイククラスで、2019年の開幕からはイタリアの電動バイクメーカーエネルジカによって車両が供給され、全ライダーが電動バイクでスピードを競うというレースです。

しかし、エネルジカは2022年をもってその契約が満了、2023年以降の契約は継続しない事を発表しました。

そこで、ドゥカティが2023年からmotoEクラスにバイクを供給する運びとなったのです。

 

ドゥカティは851の時代から現代に至るまで、ロードレースの世界で培ってきたノウハウを市販車両にフィードバックして参りました。

その結果、最新の機能、軽量化された車両、最先端の技術をいち早く市販車に搭載し販売することが出来るメーカーになっています。

常に新しいことにチャレンジし続けるドゥカティは、いつも我々の一歩先を歩いています。

2030年までの自動車完全電動化が世界的に目指すところとされている現在、その波は当然オートバイへもやって来ることでしょう。

また、ドゥカティが所属するフォルクス・ワーゲングループでは「New Auto」戦略を掲げており、ドゥカティ電動化への道筋を示してくれています。

そうした中でドゥカティが市販車に電動化を導入するには、やはりロードレースでそのノウハウを確かなものへしていく必要があるのだと思います。

 

オートバイに限らず乗り物は長い歴史の中で何度も変革を遂げてまいりました。木炭で走っていた車がガソリンエンジンに代わり、そして今電動自動車に代わろとしている、まさに新たな歴史の1ページを紡ぐ段階にきているわけです。

市販車に反映されるのはまだ先かな~?と思っておりますが、常に最先端を走ってきたドゥカティが、この波に乗った時、どんな科学反応が起きるのか、とっても楽しみですね。

 

ドゥカティからの公式発表はこちらから

 

因みに、2030年までの電動化は、「電気自動車化」ではないので、ガソリンやディーゼル車に電動アシストなどをつけた車両も含まれるそうです。

コスト面での採算がどうなるのか、自動車の市場価格は高騰する可能性が非常に高く、電気の供給が賄いきれるのか、などまだまだ問題も山積みの様ですね。

また、2030年までの電動化はオートバイは適用外ですので、オートバイの完全電動化はもう少し先ではないかなと思います。

しかし、必ずその時はやって来るだろうというのが予想できます。

これからバイクがどうなっていくのかも、今回の発表で改めて考えさせられますね。

ではでは、チャオ✋

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