ドゥカティ浜松
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レースをご覧になる方もならない方もこんにちは!
今週末11月6日(日)はmotoGPの最終戦。
最終戦までチャンピオンが確定しない混戦となった今シーズン、最終戦だけでも皆様に是非楽しんで頂きたいということで、motoGPの簡単な解説から、現在の状況を書いていこうと思います。
まずmotoGPとはロードレース世界選手権の事で、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)主催による世界最高峰のロードレースです。
その中でも排気量別にmoto3(250cc)クラス、moto2(600cc)クラス、motoGP(1000cc)クラスと別れており、主にmoto3、moto2で活躍したトップ選手たちがGPクラスでチームと契約を結ぶため、motoGPクラスは多くのプロライダーの憧れの舞台であり、トップオブトップのライダーたちがしのぎを削って戦うクラスです。
さて、ランキングの付け方ですが、毎レースごとにランキングがつき、決勝で最も速くゴールした選手がチャンピオンとなり2位、3位と続いていきます。
ライダー達は勿論毎回のレースで優勝を狙っていますが、もう一つ大事なことが、毎レースの順位ごとにもらえるポイントです。
下の画像で見ると順位と国籍、ライダーの欄の一番右にポイントが表示されています。1位は25ポイント、2位は20ポイント、3位は16ポイントと順位ごとにもらえるポイントが変わり、全24ライダーの内上位15名までがポイントを貰えます。つまり各レース上位15人がいわゆる「ポイント圏内」と呼ばれるライダーです。16位以下の場合はゼロポイント、または転倒した場合は未完走、リタイアとしてポイントはもらえません。
motoGPは1シーズンで全21レースが開催されますが(年によって開催地の都合などで増減します)、各レースで得た上記ポイントを貯めていくことで年間チャンピオンを獲得することが出来ます。
そして最終レースで最もポイントが高かったライダー、またはシーズンの途中でももう他の選手が残りのレースで優勝してもポイントを覆すことが出来ないほどチャンピオンとその他選手のポイント差が離れたときのライダーが年間チャンピオンとなります。
例えば3回のレースが行われた中で①2回優勝、1回転倒した選手と、②3回とも2位を獲得した選手では、①の選手が50ポイント、②の選手が60ポイントで優勝はしていないけど②の選手の方が総合(ポイントランキング)では上位に立つという事になります。①の選手が4回目のレースでまた優勝し、②の選手が4位だった場合にはまたポイントランキングが逆転します。
この様に、単純に優勝すれば良いというわけではなく、堅実に走り転倒リタイアの回数を最小限に抑える事でポイントランキング上位に入る選手もいます。
今回ドゥカティのバニャイヤ選手が獲得しよとしているのはこの通年のポイントランキング1位、年間チャンピオンです。
全てのレースで好成績を残す事で得られる年間チャンピオンは、1レースでの優勝とはくらべものにならない程の価値があり、ライダー、メーカーにとって本当の優勝はこの年間チャンピオンです。
バニャイヤは今ポイントランキング1位、ヤマハのクアルタラロが2位で、そのポイント差は23ポイント。
もしなんらかの理由でバニャイヤが転倒リタイヤ、又は16位以下になってしまい、クアルタラロが2位以上でレースを終えた場合はクアルタラロが逆転優勝する事になります。
最終戦、最後の最後まで気の抜けないレースです。
皆様是非ドゥカティの応援をよろしくお願いします!
当店では11月6日(日)22時の決勝開始よりパブリックビューイングも開催致します(^^♪
夜遅いお時間ですが、ドゥカティ15年ぶりの優勝を一緒に応援してくださる方は是非いらしてください。
ではでは、ちゃお✋