ドゥカティ浜松のスタッフブログ

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Ducati Hamamatsu

Staff Blog

こんにちは!

ドゥカティから衝撃の新エンジン発表がありました👀

其の名もSUPERQUADRO MONO(スーパークアドロモノ)

SUPERQUADROエンジンと言えば、1299Panigaleに搭載されていたエンジンと同じ名前。

そこから派生され、完全新設計で現れた新型量産単気筒エンジンが今回のスーパークアドロ・モノです。

では詳細なスペックを見ていきながらこのエンジンの特徴をつかんでいきましょう。

排気量:659cc

ボア116mm×ストローク62.4mm

エンジンに詳しい方はここでお分かりかもしれませんが、ボアストローク比がなんと1.86と量産単気筒エンジンの中では他に類を見ない巨大なピストンヘッド超ショートストロークなんです。

簡単に説明すると、ボアの内径に対してストロークが短い事を現している数字です。ボアストローク比の数字が大きくなればなるほどショートストロークと呼ばれ、回転数、パワーを上げてよりレーシーな走りをすることが出来ます。

ただあまりにもショートストロークだと、簡単に回転を上げられる代わりに低回転域では乗りにくいというデメリットもありますのでバランスが大事ですね。

ショートストロークにすることで最高回転数が上がり、レッドゾーンは10,250回転。レーシングエンジン並みの回転数も実現しました。

 

馬力は77.5ps、トルクは63Nm

トルクに関しては3000回転で最大トルクの70%程度を発揮、4000回転で80%以上を発揮と発表されておりますが、テスタストレッタエンジン(MonsterやSuperSportなどに搭載)が3000回転で最大トルクの80%以上のトルクを発生させる、とあるので、単純に数値で見てもやっぱり低速トルクはめちゃくちゃ乗りやすいとは言えなそうです。

 

近年グランツーリスモV4エンジンなどではバルブスプリングが採用されておりますが、今回はレーシーなスーパークアドロエンジンから派生している単気筒エンジンですので、高回転域でより高精度にバルブを閉じれるようにドゥカティ伝統のデスモドロミック機構が採用されております。

同じくスーパークアドロエンジンでも採用されていたタイミングチェーンがバルブの開閉タイミングをコントロールします。

かなりのショートストローク単気筒で乗り味どうなんだろう?と思いましたが、ライドバイワイヤ採用でスロットルレスポンス、マッピングはハイ、ミディアム、ローから選べるようです。

もう乗り味に関しては乗ってみるしかない、これにつきますね。

 

クイックシフターが使える6速ギア。

ギア比はPanigaleV4と同じで1速を高めに設定。

ドゥカティのエンジンでもう一つ大事なのが、軽量化。

シリンダーヘッド、クラッチカバー、ジェネレーターカバーはマグネシウム製を採用。

シリンダーライナーは1299PanigaleSuperleggeraと同じアルミニウム製を採用しています。

公開された情報だけでもこのエンジンがいかにレーシーでスリルのあるエンジンか、少し読み取ることが出来ます。

すごく楽しみですね。

 

そして昨日公開されたのが、このスーパークアドロモノを搭載したHypermotard698Mono

上記のレーシーなスペックに加え、151kgの超軽量モタード。

シート高は864mmということで、現行の950より6mm低く、ホイールベースは50mm短い為ほんの少しだけ小柄になる事が予想されます。

スイングアームも今までの最近のドゥカティにないかんじでモタード!!って感じがしますね。

詳細を是非チェックしてください↓

https://www.ducati.com/jp/ja/bikes/hypermotard/hypermotard-698-mono

皆様からのお問い合わせを心よりお待ち致しております(^^♪

ではでは、ちゃお✋

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