ドゥカティ浜松
〒435-0034静岡県浜松市中央区安松町21-6
TEL:053-411-8880 FAX:053-411-8881
営業時間:(平日)10時〜19時/(土日)9時〜18時
定休日:毎週水曜日、第1第3第5火曜日
こんにちは!
先日行かせていただいたイタリア研修レポートその2!
ドゥカティ本社工場見学・ムゼオ見学編です。

ドゥカティ本社の壁には、過去の華々しいドゥカティの歴史が描かれています。

さて、ファクトリー見学。こちらは撮影不可。逆に撮影されたくないところまで肉眼でなら見せてくれる太っ腹ファクトリー見学。
見学前の控室からしてこの気合の入りよう( ^ω^ )

小休憩スペースも。普段は従業員用の休憩スペースでしょうか?(現在はWDW期間以外のファクトリーツアーは開催しておりません)

壁には各国への歓迎の言葉。日本語うれしい。写真は白飛び失礼(-_-;)

記念撮影。

さて、20分遅れとかそんなぐらいでツアースタート。まぁイタリア時間なんで気にしません。
私は2019年にも一度参加しているので、2度目のファクトリー見学ツアー。
今回は土曜日という事もあり工場は稼働していませんでしたが、ガイドさんが「今日は土曜日で工場が稼働していないからいろんなところにウォークスルーで入れてラッキーね」なんてポジティブに言ってくださり、確かに、と思った私。2019年当時は、働いている人たちの間を縫うような形で歩いていたので製品には近づけなかったですし、あんまりジロジロ見る事も出来ませんでしたが、今回はかなり近づいてじっくり見る事が出来ました。
ファクトリーツアーの前に、ドゥカティの歴史の説明もありました。
ドゥカティは1926年、産業革命期に生まれたアンドレア・ドゥカティとその子供であるドゥカティ3兄弟により創業しました。

特にその中でもアドリアーノ・ドゥカティは非常に優秀な理工学の大学生で、学生でありながら自作した小型通信機でアメリカ⇔イタリア間の通信を成功させ、その名を知られるようになりました。

3兄弟それぞれが研究開発、経営、人事を担当し会社を盛り上げていく事になります。
特にラジオや通信機器は第二次世界大戦勃発と共に需要を急激に伸ばし事業は拡大していくこととなりますが、奇しくもその大戦による空襲でドゥカティの工場も被害に遭い一時ドゥカティは存続の危機に陥ります。
そこで当時復興局からの勧めで始めたのが原付自転車のエンジン製造でした。その後事業を買い取り本格的にオートバイの製造を始めました。

さて、さっそくファクトリー内部へGO(/・ω・)/
敷地範囲はそんなに変わらないまでも新たに最終検査ラインが増設されていました。この↓写真が撮られているエリアです。これはネットの拾い画です。

いままでの工場の道を挟んで向かいにできていましたね。
2019年よりもチェックが細かく行われているそうで、各車両にチェック用の用紙がつけられていました。組み立て終わったものはそうして一台一台チェックされていくようです。
さらに限定車などの高額車両用に外装をチェックするために白いライトで両サイド、天井を囲まれた門?の様な部屋の様な、そんなエリアも新設。
下の画像の青丸のエリア。高額車両向けって言っていたと思うのですが(実際その時は限定車両のみこのエリアにいましたが、ツアー向けに飾ってあっただけかも?)、いかんせん全行程英語での案内なので認識違いあるかも。こんな時、英語が喋れたらいいのに、と思うのですが・・・。

さて、お次に案内されたのがエンジンを組み立てるエリア。
3時間で1個のエンジンが作れるらしいです。多分・・・(すみません、前述の通り英語案内の為情報の正確さに欠けます( ノД`)シクシク…)
ブラックボックスと呼ばれる箱の中に、エンジンのパーツが全て揃えられており、それを作業員が1人1つ組み立てる形式です。

作業員の方々がいらっしゃらなかったため、ゆっくりじっくり工場内を見学することができ、大変丁寧に説明してくださいました。
エンジンが組みあがると一度テストのフェーズへ。
その後、フレームや外装が取り付けられ、最後のテストへ向かいます。
組み立て途中の車体の中には、限定車や日本ではまだデビューしていない車両などもありました( *´艸`)
壁と中が見えない扉で遮られたトップシークレットであるドゥカティコルセエリアもありました。
来年は排気量がかわり空力関係のレギュレーションも変更になるそうです。どうなるのか、楽しみですね。

完成した製品は、排ガスや耐久テストを行った後に出荷され、日本にやってくるのは船に乗って5か月ほど海上をどんぶらこしてから。
世界情勢の悪化によりとれる海運ルートが限られており、ここ数年で到着までの時間は大幅に増加しています。
また、海運業界自体も、コロナによりストップしていた期間が長く未だに人手不足に悩まされているそう。
さて、我々が見学できたのはこの本社工場エリア内(青枠内)のなかの赤く塗りつぶされた部分のみ。

少しのエリアでしたが、清潔に保たれた工場内部と整理整頓されたパーツのストック場所などを見ることができ、皆様が想像するイタリアよりもかなり整然とした工場内で丁寧に作られていましたよ。高級車を扱う工場らしい空間でした。
現在ファクトリーツアーはWDW期間のみの開催となっており、もしボローニャに訪れる機会のある方でもその日その場で入ることはできませんので要お問合せでございます。
工場見学ツアーが終了してお次に向かうはムゼオ(博物館)。

入口には最新車種が並んでいます。
まだ日本デビューしていないハイパーモタードV2





デザートXV2


などなど。(あとはデビュー済みだったので是非店頭に見にいらしてください。)
また入口の前にはラジオや通信機器時代のドゥカティの製品も。



通信機やラジオだけでなくカメラも製造していました。
中に入ると歴代の栄光の車両たちがずらりと待ち構えています。が、一部はWDWの為にミサノのサーキットに移動していたようです。
ちょこちょこ歯抜け。


お次はクッチョロ。これが本当の原動機付”自転車”。

クッチョロエンジン。かわいい。ちなみにクッチョロとはイタリア語で子犬の意味。

初代スクランブラー。1962年シングルエンジン。おしゃれでかわいい。
2026年に見ても、古ぼったい、野暮ったい感じが全くない。今のラインナップにあっても売れそうなデザイン。(実際スクランブラーは今ブランド問わず売れてるトレンドカテゴリーですね。)

100周年を記念したCollectionモデル、コレツィオーネでリバイバルされているモデルも・・・。






イモラのラメの質感、ラメが細かくて好きです。

WDWでコレツィオーネPanigaleV4を観ましたが、もうちょっとラメの粒が大きかったです。
お次は創業当時から建物を支えていた基礎の一部・・・だったような気がします。1935年に埋められて以来所在不明だったらしいのですが、新しい工場を建設するときに発見されたんだとか。
見つかったぞ~!ってホームページか何かのお知らせで見たんですよね。2019年に訪問した時は発見前だっため実物見れてちょっと感動。マニアックすぎるんですが笑
これ展示するのもユニーク。ただ、当時から変わらずここにドゥカティが有り続けているという貴重な遺産。

さて、これにて工場見学とムゼオ見学が終了。
楽しかったなぁ。
次回はファクトリーストア訪問編。
ではでは、ちゃお(^_-)-☆
余談
ムゼオを出ると大量のPASOが並んでいる( ´∀` )野生のPASOがこんなに終結するなんて( ゚Д゚)

レアすぎてオーナー様に声掛け。
声をかけたオーナー様はオーストリアから来ていたそうですが、フェイスブックのPASOクラブでWDWの為に各国から集まったそうです笑
陸続き国家の魅力ですね。良くも悪くも孤島の日本笑
ちなみにこの写真もこのPASOのオーナー様にとって頂きました。

PASOでロングツーリング、トラブルはなかった?と聞いたら「問題ない」ということなので、きちんと整備しているか、トラブルが出てもご自身で対処できるんだろうなぁ。と。
珍しい光景を目にしたファクトリー駐輪場でした。