ドゥカティ浜松のスタッフブログ

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Ducati Hamamatsu

Staff Blog

こんにちは!

最近PanigaleV4の公式ページをご覧になったことはございますか?

そのトップページ、一番上には大きくこんな文字が表示されています。

「The Science of Speed」

これは直訳すると「スピードの科学」という意味です。

PanigleV4という車体そのものがスピードの科学だというのです。

では、その科学たるバイクの一端をご紹介しましょう。

214馬力を誇るPanigaleV4のトップスピードは時速300kmを超えます。

そんなトップスピードでは様々な現象が起きます。

その中の一つが、フロントタイヤの接地感の喪失です。

俗にいう「フロントが浮く」という現象ですね。

これは反力が影響しており、物凄いスピードで回転をするリアタイヤが起こす反力は、車体を起き上がる方向へと引っ張ります。

ここ最近MultistradaV4のグランツーリスモエンジンのご紹介の際にも言いましたが、

V4エンジンには逆回転クランクシャフトを採用しており、これにはジャイロ効果の相殺に加え反力による車体の起き上がりを防ぐ効果を出しています。

細かくはこちらのブログをご覧ください。

しかしこれ以外にも、PanigaleV4には特徴的な部分があり、これがハイスピードでのフロントの接地効果に関係しています。

それがウィングレットです。

ウィングレットとは、これのことです。

”これ”ことウィングレットは先述の様にフロントタイヤの浮き上がりを抑制する効果があります。

実はこの小さい羽根がついているだけで、時速270km時には約30kgもフロント荷重を増す効果があるのです。

ではこのウィングレットでは一体なにが起きているのか。その「科学」を見ていきましょう。

飛行機に羽がついている様に、このウィングレットも空気の流れを変える事で生まれるパワーを利用しています。

走っているPanigaleV4のウィングレット周辺ではこんな空気の流れになっています。

水色の線が空気の流れですが、緑で囲んだ部分にご注目ください。

空気が渋滞したような状態になっています。

この時気圧は上が高圧に、下が低圧になります。

さらに、空気の矢印の向きは上向きになっていますから、空気を押し上げる力が働いているわけですね。

何かを押し上げる力が働くということは、必ずその反作用が生まれます。

押し上げる反作用がウィングレットに働くということは、ウィングレットには押し下げる方向に力が働くわけです。

これを人は揚力と呼んでいます。

この揚力によって生まれた力を「ダウンフォース」と呼んでいる訳です。

なんか、バイクって反作用の連続じゃないか・・・?物理って反力とか反作用とかばっかりですね(-_-)ヘッ

これによりフロントの接地感が増すと、もちろん車体の安定性向上につながりますが、ひいては電子制御システムの介入を最低限に抑える効果が期待できます。

安全性や安定性の為に介入する電子制御を科学の力で最低限の利用に抑えることでタイムロスを減らし、コーナリングの開始ギリギリまでスロットルを開け、ブレーキングを遅らせる事ができます。

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