ドゥカティ浜松
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定休日:毎週水曜日、第1第3第5火曜日
こんにちは!
最近は最新モデルのMonsterやSuperSport950が続々と納車され始めております。
そんな中でも忘れちゃいけないのがDucatiのフラッグシップモデル、PanigaleV4。
Ducatiが誇るスーパーバイク、Panigaleシリーズの中でも最高峰のシリーズがPanigaleV4。
このPanigaleV4は、motoGPからフィードバックされた技術によりレースシーンでより速く走れる構造と、公道走行も視野に入れ、一般ライダーにも親しまれる乗り物でいるための技術が融合した、サーキット、公道どちらでも優れたパフォーマンスを見せてくれる1台です。
そんな1台の凄さの秘密を解説。
・フロントフレームはPanigaleV4RからPanigaleV4まで同じものを採用
PanigaleV4、V4Sに使われているフレームは、ワールドスーパーバイクで活躍しているPanigaleV4Rと全く同じものを採用しています。
つまり、あらゆるレースシーンにおいて最適な剛性を持っているわけです。
PanigaleV4は214馬力という驚異的なパワー、さらに、逆回転クランクシャフトによりウィリーを防ぎ、ウィングレットにより前輪荷重を増すことで、ただ単に214馬力といだけではない、今までにない加速度で最高の速度域まで達します。
その為、直進安定性は欠かせないものとなっています。車体の直進安定性を増すにはホイールベースを従来のPanigaleより長くすることが必要不可欠でした。
しかし、直進安定性を持たせる為にコーナリング性能が失われてしまえば、レースで勝つことも、公道で気持ちよく走る事も出来ません。
そこで、フロントフレームを世界最高峰の市販車ベースのレース、ワールドスーパーバイクで使われているフロントフレームと同じにする事でコーナリング性能を失わずに直進安定性を保持したのです。
このフロント・フレームは直進時、コーナリング時にフレームに掛かる負荷を細かく計算し、部位によって異なる縦剛性と横剛性を持たせる事により、適切で十分な柔軟性を持たせる事に成功しました。
それにより、コーナーへの侵入が容易になり、さらにタイヤへの負担を軽減させる事で、ツーリングやワインディング等の普段使いにおいてタイヤの持ちを向上させると共に、サーキット走行時にもいつもと同じ走行でもよりタイヤを温存させる事が可能になりました。
・V型エンジンである理由(メリット)
ドゥカティと言えば伝統的なのはLツイン(L型二気筒)エンジン。それをV型に変えた理由、並列にしない理由とは・・・
実は今までのPanigaleエンジンも、初期から徐々にV方向へと傾きが変わっており、1299Panigaleは見る人によってはV2と言われてもおかしくない角度でした。
では、何故V型をスーパーバイクに採用するのか。
PanigaleV4のエンジンは90°V型4気筒エンジンです。角度を90°に設定することで、エンジンの振動を打ち消しあう事に成功しました。その為本来並列だと必要になるエンジンの振動を打ち消す役割のバランサーシャフトが不要になります。
これは軽量化につながります。総重量195kgという軽さは、1gでも軽くしようという開発チームの執念から生まれている軽さなのですね。
さらに、V型にする事でクランクシャフトを短くする事に成功。ジャイロ効果によって受けていたコーナリング時の負荷を減らす事が出来、フレームに加えエンジンでもコーナリング性能を向上させる工夫がなされています。
V4エンジンによるジャイロ効果の軽減についての記事はこちら↓
これ以外にもPanigaleV4シリーズに採用されているデスモセディッチストラダーレV4エンジンには魅力が詰まっています。
逆回転クランクシャフトについても解説したブログがありますのでそちらも是非チェックしてください↓
また、このPanigaleV4のエンジンというのは、motoGPで使われているエンジンとかなり近いです。
その為、一般公道で一般人が乗れる様にするために様々な工夫がなされています。(不等間隔爆発や可変吸気システム等)
ボアはmotoGPのV4エンジンと同じ81mmを採用するなど、出来るだけ最高峰のライダー達が最高峰のレースで乗っているものと同じエンジンを一般ライダーに販売しているのです。(ストロークは僅かに長い53.5mmにする事でミドルスピードでの使いやすさを実現しています。)
画像左:motoGPエンジン、画像右:PanigaleV4エンジン 形状が酷似しているのが分かりますか?
そこまでのエンジンを体感できるのは、ドゥカティならではだと思います。
自社バイクの性能の良さをアピールする為に、古くからレースに参戦しているドゥカティは、いつからか最高峰のバイクという夢をユーザーと共有する様になりました。
正直、ここまでのエンジンを扱いきれる人は少ないかもしれません。
スーパーバイク乗りならだれもが憧れるmotoGPのエンジンはとてもピーキーで一般人に乗る事は難しいかもしれません。それでも、自分たちが作り上げた最高のエンジン、最高のバイクを皆様と共有したい。誰もが乗れるmotoGP由来のスーパーバイクを作りたい、そんな思いから生まれているこのPanigaleV4は、公道を走る一般市販車で最高峰のバイクと言えるんじゃないでしょうか。
皆様是非、ドゥカティの夢が詰まったこの一台をご体感ください。
上記以外にもPanigaleV4の魅力はまだまだ深いです。
例えば、前期モデルではPanigaleV4Rでしか採用されていなかったウィングレットが、後期モデルではPanigaleV4、V4Sでも採用される様になりました。
ウィングレットについて解説したブログはこちら↓
上記のブログでは、V4、V4Sのカウルには付けられないとなっておりますが、その為、後期モデルではカウルごとV4Rと同じ構造に変わっています。(V4Rのウィングレットはカーボン製ですが、V4、V4Sは樹脂製です。)
もっともっと良く知りたい、と言う方は、メーカーのホームページでかなり詳しく紹介されてます!コチラ↓
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これを逃すと年内納車は厳しいかも?!
・・・逆に、逆に言うと、よくそんな事考えますよね。コストとか、売価とか、リアルな商売として考えたらmotoGPと同じようなエンジン公道仕様にしてメインのラインナップモデルとして販売しよ~、なんて考えられないと思うんです。
でも、ドゥカティって”楽しい”とか”面白い”とか、非現実的な世界を皆様にお届けする思いが大きくあって、それでいてイタリアらしく美しくある事にもコストを惜しまないメーカーで、ここまで大きなバイクメーカーでその軸がぶれないのって凄い事だと思うんです。
そんなドゥカティの最高峰モデル、PanigaleV4は今、ドゥカティの想いの様にアツいキャンペーンを開催中!
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ではでは、チャオ👋